2013年2月2日土曜日

柏島の尾長グレ


フィールドスタッフ西田氏(高知四万十市在住)から、素晴らしいフィールドレポートが届きました。

1月下旬 柏島のビロー島 池田バエでの釣りを回想します。
まず、池田バエの紹介から…
ビロー島の南西中央部にあり、完全に北西風の風裏になる独立磯です。
風裏になる反面、両隣(東側がビローの水道、西側が高場)の磯に比べ、若干潮当たりは悪いと思います。
磯中央部の狭い範囲以外は、ハエ根が張り出していて、取り込みづらい印象を受けました。

当日の様子ですが…
好天の日曜日なのに何故か客が少なく、単独渡礁になりました。
比較的取り込みやすそうな、中央のサラシ場に陣取り、釣りを開始しました。
撒き餌を撒いて観察しましたが、何も魚が見えなかったので、三ヒロ程度のウキ下で、少し波気があったので、Bのウキで釣りを開始しました。
ハリス、道糸ともに、二号と少し普段より太い目の尾長を意識した仕掛けにしました。
潮はゆっくりと右手前に当ててました。
一投目、二投目も何の反応も無く、サシエは無傷であがって来たので、ウキ下を半ピロ程深くした三投目、右のハエ根沿いに流れていたウキがゆっくりと入った後、道糸が弾かれて、良型の当たりです。
どうせハエ根に擦られて切れるだろうと、少し強引にやり取りして、何とか釣り座正面の安全地帯まで寄せてきましたが、そこから暴れ始め、今度は、右に突っ込んでいき、10分位やり取りした後、水面に横たわったのは、60センチを軽くオーバーした尾長でした。
しかし、釣り座から大分離れた場所でやり取りした為、玉網がありません。
結局そこまで引っ張る途中で、ハリスが腹ビレに引っかかって、針が外れました。
放心状態(>_<)

気を取り直して釣りを続けました。
ハリスを2.25号に変えて仕掛けを投入しましたが、右への流れが止まり、完全な当て潮に変わりました。
ハエ根が出てるので、釣りになりません。
少しあて潮が緩んだ時に二ヒロ程度で45位の口太と尾長が連続できましたが、またあて潮(>_<)
波気が無く、潮位も下がり、サラシも出ません。
あて潮が緩んだ瞬間に撒き餌を観察すると、大型のイズスミが何匹か見えました。
大型のイズスミが見えたので、イズスミよりも尾長のタナが若干上だと思い、2ロ弱まで、ウキ下を上げました。
サシエも生の加工餌と、Vナインと、ボイルを使いましたが、この日は曇りがちだったせいか、普通の生の加工餌が、尾長の反応が良かったです。
天気が良い日は 、赤系の餌が良い事が多いんですが…
相変わらず、当て潮が緩んだ時だけ当たりが出ますが、ネムリ系の針を使ったせいか、すっぽ抜けと掛かっても、大きなイズスミばかりで、尾長が釣れません。
当たりも余り出なくなったので、ポイントを休める為、船着き側に大きく移動して、クチブト狙いをしてみました。
タナを竿一本程度に少し深くして、ハリス、針の号数を少し落として、隣の磯の前の潮目に遠投。マキエを多めに打ち、馴染ますと、一発で当たりが出て、40クラスのクチブト
マキエが効き過ぎると当たりが遠くなるので、色んなポイントに仕掛けを入れて、1時間程度で5枚ゲットした所で、本命ポイントに戻りました。
ハリスを新品の2号に交換して、針もストレート系の7号に変え、マキエを入れて大分後から、仕掛けを投入、きっちりマキエの真ん中にサシエが入るよう、追加撒きをして、張り気味にしていると、ゆったりとウキが入り、なかなか良い手応え。
ハエ根が張り出してるので、最初は力勝負しましたが、ウキが見えてからは、尾長と確信してゆっくりヤリトリしました。

魚の姿が見えると、やはり本命で、50はないなと思って、玉入れしましたが、タモが結構重く、計ってみると、53センチありました。
体高があり、身も厚くなかなかのプロポーションでした。
朝、デカい尾長の姿を見てるだけに、素直に喜べなかったんですが…。
もっと潮が入ってくれば、良い釣りが出来ると思います。
普段、柏島の尾長はタナも深めで、流して釣れる事が多いらしいんですが、確実に尾長を釣るなら、見えてる魚に照準を合わした方が良いと思います。
ハリスは細めでも、針は大きめの方が、当たり前ですが、呑まれにくく、取り込めると思います。
ビロー島、グンカン周りのどの磯でも、尾長のチャンスはあると思います。

この日は53cmの尾長を含めて10枚ほどの釣果でした。